雑学・1
今日からここで雑学を書いていこうと思います。では早速スタート!!
・焼肉屋などにある醤油やタレをいれる四角くて仕切りのあるお皿
→薬味醤油皿
・「お玉」の由来は?
→おたまじゃくしに似ているから。では、「杓子」とは?
「杓子」とは、「しゃもじ」の元々の名。なぜ「しゃもじ」と呼ばれるようになったかというと、当時、室町の女性の間で語末に「もじ」をつけるのが流行ったのだそう。それが、江戸時代に『女重宝記』という、美しい女性になるための本にて、「上流階級の女性たちはこのような言葉を使っている』と紹介されたため。
・カレーを入れる「アレ」
→グレイビーボート。因みに「グレイビー」とは「肉汁」のこと。
・船の数え方
→大きいクルーザーは「隻」、小さいのは「艘」、競艇ボートは「艇」です。
・「シカト」、「ピカイチ」、「ボンクラ」
→「シカト」は花札で、鹿の絵が描かれた札が「10点」であることから。「鹿十」→「シカト」
「ピカイチ」も花札で、一枚だけある「光物」という、点の高い札のこと。
「ボンクラ」→賭場(盆)にうとい(暗い)人のこと。
→「あのよろし」ではなく「あかよろし」。「明らかによろしい」という意味。昔は今はない平仮名がたくさんあったためこのようなことになった。
因みに、「合略仮名」と呼ばれる、一文字一音でない仮名もあった。
まいらせそうろう pic.twitter.com/dzk9ZdpJW2
— muya @なろう、カクヨム 10000文字書く! (@muyabooks) 2019年5月25日
・片仮名の歴史
→もともとはお坊さんがお経を読むために平安時代初期に編み出されたもの。そして、片仮名は男の文字であるとされてきたため、女の文字である平仮名よりも公的なものとされてきたため、昔は漢字の送り仮名は片仮名であった。今のように漢字の送り仮名が平仮名になったのは戦後から。
・ベトナムは元々は漢字圏であった
→1945年までは「チュノム」という漢字が使われていた。
ベトナムが漢字圏であったときの「チュノム」 pic.twitter.com/IoeT4di3v5
— muya @なろう、カクヨム 10000文字書く! (@muyabooks) 2019年5月25日
しかし、「より難しく」進化していった「チュノム」は非効率的だとして、政府が漢字を廃止し、ローマ字を公用語に定めた。
→もともと「鮪」という字は中国では「チョウザメ」を指した。それが日本で「マグロ」だと誤解され、今日に至る。
・「です」
→もともと「〜です」というのは水商売の人が使っていたが、田舎の武士が上京して、遊里の言葉を覚え、勘違いして全国に広まったと考えられている。因みに、「〜であります」というのはもともとは山口の方言。維新で重要な位置を占めた長州(山口)の人が軍の上層部に多数いたため、これが軍人用語として広まっていった。あと、今は上からの言葉の「オイコラ」は鹿児島弁。明治の警官の多くが鹿児島出身であったため誤解され今に至る。「ビンタ」も鹿児島弁で「頭」あったが「平手打ち」の意味になってしまった。
・「お」と「ご」
「お」は和語に、「ご」は漢語につく。「お」のつく単語を量産し、これは女性が使うものという考えを作った。
・「おめもじ」
→「会う」の謙譲語。
(参考文献:『日本人の知らない日本語』)
それでは、また、世界のどこかで!